旧江差線で最後に残った線路の撤去工事が始まった まもなく現役当時の風景は見納めに
旧JR江差線の湯ノ岱―宮越間に残っていた線路などの撤去工事が始まった。並行する道道から望むことができる鉄道遺構だったが、間もなく見納めとなる。旧江差線の木古内―江差間は2014年5月に廃止された。上ノ国町内の6駅の駅舎や線路、枕木などは順次撤去されたが、天の川第1橋梁―同第2橋梁間(1141メートル)では線路や鉄橋が残されていた。工事は土木業のカイト(町大留)が受注。11月13日ごろから毎日10人前後で、レールを約8メートルごとに切断し、枕木から外す作業を行っている。