豊作願い水ごり勇ましく 木古内町で「寒中みそぎ」始まる
豊漁と豊作を祈願する伝統神事「寒中みそぎ」が1月13日、渡島管内木古内町の佐女川神社で始まった。行修者と呼ばれる4人の若者が、水をかぶる鍛錬「水ごり」に臨んだ。寒中みそぎは1831年(天保2年)に始まったとされ、今回で194回目。昨年11月には道の無形民俗文化財(風俗慣習)に指定された。行修者は任期が4年で、毎年1人ずつ交代する。今年は同町在住の会社員木水拓海さん(24)、同町職員の斉藤亘さん(25)、高校2年の平野心太さん(16)と北斗市の会社員加藤之康さん(26)が務める。