ガラス工房でかぶと飾りの制作進む
札幌市北区東茨戸の「硝子工房GLOW」で、端午の節句に合わせたかぶと飾りの制作が進んでいる。ガラス工芸作家の水木一成さん(43)が妻の有香さん(45)の協力を得ながら一つ一つ丁寧に制作。かぶとの「吹返」や「鍬形」など細部まで再現している。同工房では「宙吹き」という技法でかぶと飾りを作っている。1300度の炉で溶かしたガラスに、管で息を吹き込んで大きさを整え、はさみなどを使って仕上げる。幅約15センチ、高さ約10センチの飾りは「和室にも洋室にも合う」(水木さん)という。