Flick

アジアゾウのタオ1歳 タオが生んだ群れの絆

公開
札幌市円山動物園のアジアゾウの雌タオは8月19日に1歳となる。順調に成長し、体重は生まれた時の約5.5倍、605キロに増えた。さらに、タオの誕生で、相性が合わずに別居していた雌同士の関係が改善。4月からは、野生と同じく雌全4頭が群れで暮らしている。ゾウのストレス軽減のため飼育員が柵越しに世話する「準間接飼育」による国内初の誕生事例となっただけではなく、その後の成長過程や雌の全頭同居で大きなトラブルは起きておらず、他園のゾウ担当者から「飼育方法として参考になる」と評価の声が上がっている。