旭山でホッキョクグマの赤ちゃん誕生 40年ぶり 円山から嫁いだ「ピリカ」
旭川市旭山動物園は12月17日、ホッキョクグマの「ピリカ」(雌、16歳)が赤ちゃんを3頭産んだと発表した。うち2頭は出産後に死んだが、残る1頭の健康状態は良好。同園は1974年に国内初のホッキョクグマの繁殖に成功し、今回は81年以来40年ぶり。赤ちゃんの体長は約30センチ、体重約600グラム(いずれも推定)で性別は不明。父親は「ホクト」(雄、21歳)。同園によると、ピリカは初産で、10日午前9時10分ごろから午後1時50分ごろまでに3頭を出産した。2頭の死因は不明。赤ちゃんの公開時期は未定。