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英国洋上風力 「浮体式」の実用化進む

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世界中で洋上風力発電所の開発が進み、設備容量(出力)はこの10年で10倍以上に増えた。現在先頭を走る英国はさらに、2030年までに現在の4倍の導入量を目指す。その一翼として期待されるのが風車を海に浮かべる「浮体式」。海底に風車を固定することが困難な深い海域でも設置できる。最先端設備の実用化は、スコットランド沖ですでに始まっていた。安定して吹く風は風力発電には欠かせない。スコットランド北東部の風力発電設備では、2020年の年間設備利用率が54%と、英国の洋上風力の平均40%を大きく上回っている。