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大船遺跡に電気柵設置 クマの侵入を防止 函館市教委

公開
函館市教委は9月28日、臨時閉鎖中の大船遺跡(南茅部地区)に、クマの侵入を防ぐための電気柵を設置した。同遺跡は8月30日にクマ1頭が目撃されてから閉鎖していた。目撃以降は遺跡内でクマの痕跡が確認されておらず、市教委は安全対策を施した上で10月1日に一般公開の再開を決めた。大船遺跡は世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つ。竪穴建物跡や盛土遺構がある「縄文のにわ」と、クルミやクリの木が生える山側のエリア「縄文の森」がある。成獣とみられるクマは縄文の森で目撃された。