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輝く銀鱗 大樹で秋サケ初水揚げ 道東太平洋岸の定置網漁が解禁

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道東の太平洋沿岸で秋サケ定置網漁が解禁され、大樹町の大樹漁港で9月1日、同沿岸のトップを切って3.6トンが初水揚げされた。大樹漁協の漁船5隻が1日早朝に網を仕掛け、いったん帰港。午前11時半ごろに再び出漁し、正午すぎから銀色に輝くサケを次々と水揚げした。浜値は1キロ当たり雌1070円、雄530円と昨年より1、2割高かった。秋サケ漁は近年不漁が続いている。10月上旬にかけて最盛期を迎える。8月30日が解禁日だったが、川へ遡上(そじょう)するサケを確保するため、30、31の2日間の出漁を見合わせた。