Flick

道南スルメイカ今季初水揚げ 量は振るわず、需要見込み価格は上昇

公開
今季の道南スルメイカ漁が解禁され、青森県沖などで操業した小型イカ釣り船16隻が6月2日未明、函館市内の函館漁港などに初水揚げした。2021年の初日に比べ水揚げ量は約3割少なく、価格は新型コロナウイルス感染者の減少による飲食店などの需要回復を見込み、3年ぶりに前年を上回った。道南のスルメイカは不漁が続いており、関係者は漁獲量の増加を期待する。函館市水産物地方卸売市場で午前5時半に始まった初競りでは、鮮度の高い「いけすいか」の最高値が1キロ2100円となり、昨年より450円高かった。