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能楽は看護に役立つ? 釧路の看護学院、本年度から授業開始

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釧路市立高等看護学院の学生が本年度から授業の一環で、日本の古典芸能「能」を学んでいる。さまざまな患者に接する看護師として幅広い知識や教養を身につけてもらうのが狙い。6歳で能を始めた道教育大釧路校の中西紗織准教授(音楽学)が授業を担当し、1年生31人が4~6月に計15時間学ぶ。学生たちは世阿弥が記した能楽論「風姿花伝」などを通じて能に触れ、6月1日は扇を手に体育館で「鶴亀」と「羽衣」の冒頭を舞った。