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家畜ふん尿から水素 しかおいファーム 事業開始祝う FCV大量導入

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家畜ふん尿によるバイオガスから水素を製造・販売する新会社「しかおい水素ファーム」(粕谷智樹社長)の事業開始を祝う式典が5月29日、同社事務所と水素ステーションがある鹿追町の環境保全センターで行われ、町や町内民間業者が導入した水素で走る燃料電池車(FCV)計19台がお披露目された。同社によると、家畜ふん尿を利用した水素の製造・販売は国内初。4月から、ステーションでFCVや燃料電池フォークリフトに燃料供給している。FCVはいずれも東京五輪・パラリンピックで使われたトヨタの「ミライ」。