塩カズノコ生産「日本一」の留萌 おせち料理向け出荷ピーク
塩カズノコの生産日本一を誇る留萌市の水産加工場で、年末年始のお歳暮やおせち料理向けの出荷がピークを迎えている。井原水産の加工場では、従業員約50人が黄金色のカズノコを形や重さ、硬さで選別し、見栄えよく、向きをそろえて丁寧に箱詰めする作業が続けられている。原料の大半はカナダや米アラスカ州から輸入。連日約2~3トンを生産し、主に関西へ出荷する。留萌水産物加工協同組合によると、留萌市内で昨年生産されたカズノコは1323トンで、全国シェアの半分近くを占めるという。