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帯広で大豆の収穫最盛期 皮にしわなど品質低下の懸念も

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道内一の大豆の産地・十勝管内で、収穫が最盛期を迎えている。収量は平年並みを見込んでいるが、10月中旬の降雨で収穫作業が長引いていることに加え、雨の影響で表面の皮にしわができたり、豆自体が汚れたりしており、品質の低下が懸念されている。帯広市川西農協の大豆生産振興会会長を務める加藤佳紀さん(52)は、市内の畑計4.5ヘクタールで作付けし、19日から収穫を始めた。豆用のコンバインで茎ごと刈り取り、脱穀した後、黄色く輝く大豆をトラックに積み込んだ加藤さんは「多くの人に味わってほしい」と笑顔を見せた。