地酒「十勝晴れ」初めて十勝で醸造 作業本格化
帯広畜産大学内にある上川大雪酒造(上川管内上川町)の碧雲蔵で、十勝産地酒「十勝晴れ」の仕込み作業が始まった。酒米の栽培から酒造りまで全てを、十勝地域で完結させるのは初めて。十勝管内音更町で栽培した酒米「彗星」40キロを10月28日に洗米し、29日は蒸して、こうじ造りを行った。四合瓶(720ミリリットル)入りで計1万5千本分を製造し、12月初旬から十勝管内で発売予定。これまでは小樽の酒蔵で醸造していたが、今期から上川大雪酒造がプロジェクトに加わった。