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シマフクロウ ヒナ2羽誕生 円山動物園 2年連続ふ化成功

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札幌市円山動物園は4月22日、国の天然記念物で絶滅危惧種のシマフクロウ2羽がふ化したと発表した。繁殖の成功は、2021年の1羽に続いて2年連続。父親はクック(12)で、母親は2010年に保護されたレイン。レインは、保護された時に左翼を骨折しており、後遺症で飛行が難しい。つがいは非公開施設のシマフクロウ舎で飼育。3月初旬に産卵、4月中旬に2羽がふ化したことを巣箱のカメラで職員が確認した。性別は不明。同園によると、シマフクロウの生息数は道内で165羽程度にとどまるという。公開は早くて夏ごろ。