富良野でアイスワイン用ブドウ収穫
富良野市ぶどう果樹研究所(川上勝義所長)は1月26日朝、市内清水山の直営畑でアイスワイン用のブドウ「ふらの2号」を収穫した。収穫開始の午前7時の気温は氷点下13・2度。参加者は白い息を吐きながら丁寧に作業を行った。アイスワインは極寒で凍り、甘さが凝縮されたブドウで造るのが特徴。2005年に国内で初めて発売した同研究所では、カナダの基準を参考に氷点下8度以下で24時間以上かけて自然凍結したブドウを収穫している。ブドウは240キロ収穫し、この日のうちに絞られた。熟成などを経て今年12月にも販売する。