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ウニを水平に割る機械開発 標津の篠田興業

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建設業の篠田興業(標津町南2東1)が、ウニの殻を水平に割る「自動ウニ割り機」を開発した。1・5秒に1個のペースで処理でき、傷つきやすい身を簡単に取り出せる。篠田静男社長(69)は「従来のウニ割り機は垂直に割る方式が主流。水平式は業界では聞いたことがない」と話している。価格は約120万円を想定し、3月中の発売を目指す。機械は幅、奥行き、高さとも約90センチとコンパクト。網状のトレーに殻付きのウニを裏返して置くと、金属製の12本の腕が上から殻をつかみ、腕の先端の刃が水平に切り込みを入れる。