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積丹の岩ノリ作り最盛期

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厳冬期に日本海沿岸で採れる岩ノリの加工作業が、積丹町で最盛期を迎えている。町内余別地区では、例年1月中旬から3月中旬までが岩ノリの漁期。漁業者たちは、天候が穏やかな日の午前8時から午後2時まで、岩場でノリを摘む。その日のうちに、すだれの上にノリを張り付ける作業を行う。同町の岩ノリ漁業者、佐藤正樹さん(65)は「ノリ漁をする人が、20年前は地区で20人以上いたが、現在は5人ほどに減った」と話す。高波にさらわれたり足を滑らせたりする危険もあるほか、漁業者の高齢化も進み、漁をする人は年々減少している。