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ゼロ発射へ、大きな一歩 大樹 IST、ガス発生装置の燃焼実験成功

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大樹町内のロケット開発ベンチャー企業インターステラテクノロジズ(IST)は8月2日、開発中の超小型人工衛星搭載用ロケット「ZERO(ゼロ)」のエンジンに内蔵する重要部品「ガス発生装置」の燃焼実験に成功した。実際の打ち上げで燃料として使う液化メタンの実験も既に成功させており、ロケット開発の大きな一歩となった。同社は、エンジンに燃料を効率よく供給する部品「ターボポンプ」をゼロに搭載するため、2016年から装置の基礎研究をスタート。高温高圧のガスを生み出すことで、タービンを1分間で数万回転させる性能を持つ。