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ばん馬が耕すワイン用ブドウ畑 歌志内でフランス流「馬耕」

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ワイン用ブドウを栽培している株式会社「ラトリエ・デュ・ソル」(遠藤美樹社長)は5月中旬、歌志内市上歌のブドウ畑で、馬を使って耕す「馬耕」を行った。馬耕はフランスなどで伝統的に行われ、土おこしや土寄せ用などの耕具をロープで引っ張る。トラクターが入りづらい狭い傾斜地などにも対応でき、馬で優しく耕された土壌は微生物による有機物の分解が進み、生育が良くなるなどの効果が期待できる。同社はばんえい競馬の引退馬で木材などを運搬する西埜馬搬(胆振管内厚真町)に委託し2021年11月から導入している。