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発芽促し「山幸」挿し木 十勝ワイン主力品種 池田

公開
池田町ブドウ・ブドウ酒研究所のハウスで、十勝ワインの主力品種「山幸」の挿し木作業が行われている。芽の向きを南側にそろえ、1本ずつ苗床へ挿す。池田の春の風物詩だ。挿し木に使う「穂木」は昨年11月に剪定した樹齢26年の山幸の枝。他のワイン用ブドウ「清見」「清舞」の剪定枝とともに保管庫で越冬させ、作業前に一晩水につけた。同研究所栽培係の吉国耀太主任(29)は「水を吸わせることで穂木は軟らかくなり、発芽が促されます」と説明する。