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<夢の天幕に行こう>⑤音響照明 観客と演者の橋渡し 木下大サーカス札幌公演

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表舞台で見事な演技を繰り広げる演者の陰には、それを支える裏方が欠かせない。とりわけ音響照明のスタッフは、ショーを彩る要の存在だ。空中ブランコの技が決まる瞬間の効果音、ピエロの動きに合わせたスポットライト…。11回の公演で効果音は100種類、音楽は200曲、照明は色や模様などの違いで500種類の組み合わせが使われる。担当者は現在6人。20年ほど前までは演者自ら担うこともあったが、演出のレベルアップを狙って機材を新たに導入、専属で採用するようになった。