道内戦車部隊 実弾射撃で技術競う 恵庭で競技会
陸上自衛隊北部方面隊(総監部・札幌)は10月22日、恵庭市の陸自北海道大演習場島松地区で、道内陸自の戦車部隊による「戦車射撃競技会」を報道陣に公開した。計150両以上の戦車を使った国内最大規模の競技会で、実弾射撃の技術を高める目的。北部方面隊と第7師団(千歳)が毎年持ち回りで開催しており、今年は20日に始まり、26日まで行う。第7師団や第2師団(旭川)など道内各地から計39部隊、約450人の隊員が参加し、90式戦車124両と10式戦車32両を使用。標的への砲弾の命中率や部隊の指揮能力を競う。