有塚組合長、昭和の農村の結婚式について貴重な証言 映画「馬橇の花嫁」の逢坂監督がインタビュー
昭和年30代の十勝の農村の結婚式を題材に撮影が進む短編映画「馬橇の花嫁」で、帯広市川西農協組合長の有塚利宣さん(91)が、当時の風習を証言して制作に協力した。監督や脚本を手掛ける幕別町出身の映像作家逢坂芳郎さん(43)が10月23日に聞き取った。逢坂さんが歴史背景を調べるうちに有塚さんにたどり着いた。有塚さんによると、かつての結婚式は、農閑期の3月に新郎宅で行うのが慣例で、有塚さんの妻類子さん(89)も70年余り前に馬そりで嫁入りした。