河川氾濫に備え　中札内で防災訓練

札内川の氾濫を想定した中札内村の総合防災訓練が行われた。計１２０人以上が参加し、避難所の設営や災害ボランティアセンターの設置、消防署員による救助者の救出などを訓練し、災害に備えた。大雨で札内川の水が避難判断水位に達したという想定で１０月１３日に実施。村が全戸配布の防災行政無線で避難指示を発令すると、住民は避難所の中札内文化創造センターに移動した。センター内では参加者が災害用のテントや段ボールベッドを組み立てた。車内に閉じ込められた意識不明者を救出する消防署員の訓練なども披露された。