期待のワイン品種「山幸」 房を厳選
池田町千代田のブドウ畑で、ワイン用に開発された「山幸」の房を間引く摘房作業がたけなわだ。ブドウの房を減らし、上質のワインを醸す少数精鋭の房に絞る作業で、今年伸びた「結果枝」と呼ばれる枝に一つか二つの房を残すのがポイントだという。紺色の実をたわわに付けた房は、結果枝に三つも四つもあり、これに手際よくハサミを入れていく。最高級ワイン「ジュエル オブ トカチ」に欠かせないブドウの厳選作業だ。山幸は国際ブドウ・ワイン機構に品種登録された希望のブドウ。収穫は10月半ばになる。