高級食材ユリ根の収穫、最盛期 大玉傾向で生産者から喜びの声
高級食材である食用ユリ根の収穫作業が、道内有数の産地、幕別町忠類で最盛期を迎えている。干ばつや長雨の影響で、昨年まで2年連続で不作だったが、今年は天候に恵まれて大玉傾向にある。久しぶりの豊作に、生産者の表情も明るい。忠類産のユリ根は、海が近いことからミネラルが豊富で、甘みが強くて肉厚なのが特徴。忠類農協によると、今年は忠類百合根耕作組合の9戸が4haで作付けし、8月下旬から収穫している。収穫は10月末まで続き、関西など全国各地に出荷され、台湾にも輸出される。