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製糖用ビートの飼料化実証 士幌町農協など

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十勝管内士幌町農協は、砂糖の原料となるビートを製糖せずに飼料化する初の実証事業を始めた。砂糖需要の減少で国が実質的な減産方針を示す中、輪作体系の基幹作物でもあるビートの作付け確保へ、新たな用途を開拓する試み。発酵期間を経て来春には栄養価の高い飼料ができる見通しで、管内の畜産農家に提供する。コストや畜産農家の評価を踏まえ、本年度から2年間で実用化の可能性を探る計画だ。士幌町内で収穫した製糖用ビートのうち200トンを使う。