Flick

林業機械化の実証事業 「十勝モデル」構築で収益向上目指す

公開
十勝管内の林業関連3社は、北欧をモデルにした「十勝型機械化林業経営」の実証事業を始めた。小型無人機ドローンで山林の立ち木資源量や地形を調査し作業道の開設作業を効率化するほか、伐採の完全機械化などを目指す。省力化を徹底し「十勝モデル」を構築することで林業の担い手不足に対応し、収益力も高める狙いだ。3社は造林用苗木生産の大坂林業、立ち木伐採や販売のサンエイ緑化(いずれも幕別町)、建設と植林の渡辺組(陸別町)。実証では立ち木の本数や太さ、長さの調査、伐採と工場への搬入、植栽で機械化と省力化を進める。