十勝川西長いもの収穫開始 暑さで収量 品質ともに良好
十勝管内10農協が生産する「十勝川西長いも」の秋掘りが11月1日、帯広市などで始まった。大ぶりの品種「とかち太郎」で、帯広市川西農協によると今夏の好天の影響で収量、品質ともに良好だという。帯広市清川町の火ノ川好信さん(50)の畑1・4ヘクタールでは、パート従業員ら9人が作業。重機で掘った深さ1メートル以上の穴から、ナガイモを1本ずつ手作業で取り出した。火ノ川さんは「太くて長く形が良く、重みもある。栄養価が高いナガイモを食べて、寒さが厳しい冬を乗り越えて」と話した。